重度訪問介護を使った障害者の一人暮らしの始め方

  • 施設入所を勧められているが、自分の家で暮らしたい
  • 家族に頼り続けることに限界を感じている
  • 一人暮らしをしてみたいが、何から始めればいいか分からない
  • 他のサービスを使っているが、支援時間が足りない
  • 脊髄損傷・ALS・筋ジストロフィー・脳性まひなどで常時介護が必要な方

「障害があるから一人暮らしは無理」と言われたことはありませんか?
でも実際には、重度の障害があっても一人暮らしをしている方が
全国にたくさんいます。必要なのは「あきらめないこと」と
「正しい制度の知識」です。

お金の問題

一人暮らしに必要な費用として、家賃・食費・光熱費などの
生活費に加え、介護サービスの利用料が発生します。
ただし重度訪問介護の利用料は、低所得者・生活保護世帯・
市町村民税非課税世帯は原則無料です。
障害年金と組み合わせることで、一人暮らしの費用を
まかなっている方も多くいます。

住まいの問題

バリアフリーの物件探しは簡単ではありませんが、
各市区町村の福祉課や不動産会社と連携することで
適切な物件を見つけることができます。
グループホームや福祉住宅という選択肢もありますが、
自分でアパートを借りて暮らすことも十分可能です。

介護体制の問題

一人暮らしで最も重要なのが介護体制の確保です。
重度訪問介護は長時間・継続的な支援が可能なため、
起床から就寝まで安定した介護体制を組むことができます。
オズケアワークスでは複数のヘルパーがチームで
サポートするため、特定のヘルパーに依存しない
安定した体制を提供しています。

お金・住まい・介護体制の3つが整えば、
障害者の一人暮らしは決して夢ではありません。
「自分には無理かも」と思っている方こそ、
まず私たちに相談してみてください。

1

STEP 01 相談する

まずはオズケアワークスにご連絡ください。現状や希望をお聞きし、利用できる制度や支援時間の目安をお伝えします。

2

STEP 02 障害支援区分の認定を受ける

市区町村の窓口に申請し、認定調査を受けます。区分の結果によって支給される支援時間が決まります。

3

STEP 03 サービス等利用計画を作る

相談支援専門員と一緒に、どんな生活を送りたいかを計画書にまとめます。オズケア相談支援でもサポートできます。

4

STEP 04 受給者証を取得する

市区町村から支給決定が出ると、受給者証が発行されます。これがサービス利用の「許可証」になります。

5

STEP 05 ヘルパーと生活を組み立てる

オズケアワークスのヘルパーと一緒に、日々のスケジュールを作ります。起床から就寝まで、あなたのペースに合わせて調整します。

6

STEP 06 一人暮らし開始

サービス開始後も、生活の変化に合わせて柔軟に対応します。困ったことがあればいつでもご相談ください。

オズケアワークスが思う、重度障害者の一人暮らし

オズケアワークス代表取締役・近藤英昭が、重度障害のある方の一人暮らしについて、日々の相談の現場で感じていることをお話しします。

「一人暮らしをしたい」と最初に相談に来た方に、まず何を伝えますか?

まず最初に伝えるのは、
「その気持ちはすごく大事ですよ」
ということです。

一人暮らしの相談に来る方って、最初から全部決まっているわけじゃないんです。
制度のこともよく分からない、住まいも決まっていない、ご家族にもまだ話せていない、という方もたくさんいます。
でも、自分はそれでいいと思っています。最初から全部そろっている必要はないんです。

一番大事なのは、自分の暮らしを自分で作りたいと思ったことなんですよね。
そこがスタートだと思っています。

ただ同時に、一人暮らしって気持ちだけで続くものでもないので、制度、住まい、介助体制、お金、緊急時のこと、ご家族との関係、そういう現実的なことは一つずつ整理していく必要があります。
なので、自分たちとしては「できますよ」と簡単に煽るわけでもなく、「大変だからやめたほうがいい」と止めるわけでもなくて、
「できます。ただ、そのために一緒に現実を整理していきましょう」
という伝え方をすることが多いです。

障害が重いから無理、という話ではなくて、制度と体制をどう組むかなんです。
そこが分かると、見え方が変わってくる方は多いですね。

「親に反対されている」という相談を受けたとき、実際どう対応していますか?

親御さんやご家族が反対されるときって、自分はまず「反対している」というより、すごく心配しているんだなと受け取るようにしています。
特に障害が重い方の一人暮らしって、ご本人は「やりたい」と思っていても、ご家族からすると「本当に大丈夫なのか」「何かあったらどうするのか」という不安がすごく大きいんですよね。それは当然だと思っています。

なので、最初から「本人がやりたいんだから進めましょう」と押し切ることはしません。
まずはご本人がどういう暮らしをしたいのかをしっかり聞く。それと同じくらい、ご家族が何を不安に思っているのかもちゃんと聞くようにしています。

話を聞いていくと、不安って意外と具体的なんです。
夜はどうするのか、急に体調が悪くなったらどうするのか、お金は大丈夫なのか、ヘルパーさんが来られない時はどうするのか、親がもう支えられなくなった時はどうなるのか。
そこを一つひとつ整理していくと、最初は「絶対無理です」という感じだったご家族も、少しずつ「そこまで考えているなら…」と変わっていくことがあります。

実際に印象に残っているのは、最初はかなり反対が強かったご家族が、話し合いを重ねていく中で、最後は「不安がゼロになったわけではないけれど、本人の人生として応援したい」と言ってくださったケースです。
自分はそこがすごく大事だと思っていて、一人暮らしって家族と戦って勝ち取るものじゃなくて、家族の不安も含めて、現実的に乗り越えていくものだと思っています。

夜間・緊急時の体制は、具体的にどう組んでいますか?

重度訪問介護って、昼間だけ回せばいい仕事ではないんです。
実際は夜もありますし、早朝もありますし、急な体調変化もあります。そこまで含めて初めて「暮らしを支える」だと思っています。

うちで意識しているのは、特定のヘルパー一人に依存しすぎないことです。
もちろん相性のいいヘルパーさんがいるのは大事なんですけど、その人しか分からない、その人が休んだら回らない、という状態は、利用者さんにとっても事業所にとっても危ないんですよね。
なので、できるだけチームで支える体制を組むようにしています。

日々の支援内容だったり、体調面で気をつけることだったり、緊急時にどう動くかだったり、そういう情報をちゃんと共有して、属人的になりすぎないようにする。
あと、現場のヘルパーさんが困った時に、一人で抱え込まないで済むようにすることもすごく大事にしています。

うちならではの話で言うと、やっぱりヘルパー側の感覚と、障害当事者側の感覚の両方を持ちながら体制を考えていることかなと思います。
オズケアワークスは、自分と頸髄損傷の友人とで立ち上げた会社ですし、障害のあるスタッフも実務に入っています。
だから「支援する側が動きやすいか」だけじゃなくて、「支援を受ける側が本当に安心できるか」まで含めて考えられるのは、うちの強みだと思っています。

結局、夜間や緊急時に強い体制って、特別な何かがあるというより、普段からどれだけ丁寧に情報共有して、チームで支える前提を作れているかなんですよね。
そこを地道にやるのが一番大事だと思っています。

一人暮らしを実現した利用者で、印象に残っているエピソードは?

印象に残っているのは、最初はご本人も周囲も「本当にできるのかな」と半信半疑だった方が、実際に暮らし始めてから少しずつ変わっていったケースです。

一人暮らしって、外から見ると「住む場所が変わること」みたいに見えるんですけど、実際はそれだけじゃないんですよね。
何時に起きるか、何を食べるか、誰とどう関わるか、どういう一日を過ごすか。そういう日々の細かいことを、自分で選べるようになる。
そこがすごく大きいと思っています。

ある方が、生活が少し落ち着いてきた頃に、
「今までは生きている感じだったけど、やっと暮らしている感じがする」
という趣旨のことを話されたことがあって、それはすごく印象に残っています。

自分は、一人暮らしの価値って、単に親元を離れることじゃなくて、その人が自分の生活の主人公に戻っていくことだと思っているんです。
その変化に立ち会えるのは、この仕事のすごく大きな意味だと感じています。

多摩市・町田市・相模原市・横浜市・八王子市・三鷹市・府中市・日野市・調布市

上記エリア外の方もまずはご相談ください。

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